GUILDONE’s blog

人里離れた田舎でひっそりとDIYした作品を公開するブログです。

【その12】『DIY』バブちゃんマン

雨つづきでなかなか外出ができない事にモヤモヤしていた日だった。

 

少し晴れ間が見えたので、缶コーヒーでも買いに気晴らしに出かける。

 

散歩しながら、ふと思い出した。

 

次男とは歳が5つはなれているのだが、彼が3才くらいの頃、彼はクマのぬいぐるみをあつめてた。

 

手のひらに乗るくらいのものや、3才が抱きしめるには両手が回らないくらいのもの。

 

そのクマ達に彼は「バブちゃんマン』と名付けていた。

 

「1号」「2号」…10号くらいまでの数がいて

その全てを彼は愛していた。

 

その頃はたった一人の愛すべき弟をクマのぬいぐるみに取られた気がして私は小さな彼らに嫉妬した。

 

弟がクマ達を集め、床にすわって遊んでいる光景は毎日の事だった。微笑ましかった。

 

その円卓会議を

 

『タイガーショォォットお!』

 

とあちこちにぬいぐるみを蹴り散らすのは爽快であった…。

 

弟は泣き叫び、うずくまりクマをかき集める姿が、腹を切られ、ぶちまけた五臓六腑を必死でかき集める何かに見えて滑稽だった。

 

私は嫉妬していたのだ。

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買った缶コーヒーを飲みながら、そのほろ苦さはコーヒーのそれなのか、弟に対しての気まずさなのかは自分でも分からなかった…。

 

部屋にもどる頃にはまた雨が降っていた。手にした空き缶をにぎりしめて、

 

ふと気づくと私の手は缶コーヒーの腹部にカッターナイフを当てていた。

 

「ボクのおとうと!」とバブちゃんマンを抱きしめる私の弟。

 

「いっしょに寝る〜」とバブちゃんマン達を抱える私の弟。

 

抱えた両手から落ちるバブちゃんマンを拾うとき、また一つ落ちるバブちゃんマン…。

 

そんな事を何度も楽しそうに繰り返す私の弟。

 

私は嫉妬していたのだ。

 

知らぬ間に手にした缶コーヒーは形を変え、

あの頃のバブちゃんマン…それに姿を変えていた。

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弟への後ろめたさが少しだけ、また雨が止んで照りだしたこの空のように、私の心も晴れ間をみたような気がした。

 

手にしたバブちゃんマンをそっと床に置く。

 

少し救われた私は、笑顔でこう言う…。

 

『タイガァァァーショォォッットォォォォォ!!!』

 

バブちゃんマンは晴れた空に舞い、そして地面に叩きつけられる。

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晴れた空を見上げる…。

 

私は嫉妬していたのだ…。

 

 

【その11】『DIY』飾り棚を作る

工房ギルドーン初の仕事の依頼がきた!

 

コロナウイルスの影響を受けてニンテンドースイッチの売り切れに心を痛めながら、

 

今日も3DSでライオンに乗ってウルトラホールに潜っていた。

 

午前中、仕事の依頼をくれたのは女性(24歳)

 

カールさんの知り合いで、彼女の祖父の家に飾り棚を付けたいとの事だった。

 

関係ないが、この女性、スミレさんというらしい。

 

『スミレはSMILE。スマイルと呼んで!』と歯切れの良い物言いと、キラキラした大きな目でこちらに微笑み掛けている。

 

…なんというか、銭婆と湯婆婆を足して2で割ったような魅力的な女性だ。

 

スマイルの実家に連れて行ってもらうと、ご老人が『神が我に落ちてきた』と、

 

そして、神をまつる祭壇を作りたもれ、と言っている。¥1200で。

 

神とはなんぞや?祭壇とはなんぞや?と打ち合わせを進めると、

 

要はタンスの上に置いてあった、この3体の鉄のヤツ↓

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何これ?完全に偶像崇拝じゃねーかぁ⁉︎これが落ちてきて頭に当たって痛かったと言っていた。

 

飾り棚を作って置き場の確保をしたいらしい。

シンプル、かつ、機能的に。¥1200で!

 

隣で笑うスマイルの威圧感にまけて、引き受けざるを得なくなった。そして私はその場を逃げ出した。

 

さて、初仕事だから、しっかりと仕事をしたいのだが、なにせ予算は1200円!ちゃっちゃと済ませることにした。

 

まずはあの、見ざる聞かざる言わざるの3匹の大きさを測って、箱を作り、そのまま壁に取り付ける。

 

いつものように落書き図面を描く。

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材料はと…

 

①厚み20mmの集成材(パイン材)

 大きさ300×600……1210円

②ベニヤ板(余りモノ)買えば¥600

 

予算オーバー確定!

 

だが初依頼の仕事!今後、あの24歳、神隠しの女がお得意さんになってくれることを信じて仕事はこなすことにします!

 

棚を作るのは簡単。板を切って、組んで、固定する。今回の相棒もマルノコの「ルクシオ

 

そして新顔の「レアコイル

マキタ充電式インパクトドライバ14.4V

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まずは集成材を飾り棚の側板として4枚切り出す。そして、めくった壁クロスを貼るためのベニヤも250×250で切る!

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色も塗っておくか、オイルステインのピニー色

タオルに塗料を染み込ませて、板にすり込ませるように塗る。

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下地チェッカー(トゲデマル)で探し出した壁の下地に飾り棚を取り付けます。

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棚を付ける場所の壁のクロスをめくる。

後から作った飾り棚に貼り付ける用ですな。

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そして250mm角のベニヤを取り付ける。

「いけ!レアコイル!てっていこうせんだ!」

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切り取った壁クロスををベニヤの上に貼る。

のり付けで、オッケーだぜ!

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そして、取り付けたベニヤを囲むように側板を取り付ける。

 

ネジで固定でもいいけど、ネジ頭を見せたくないから『カクシ釘』でトントンする事にしましょう。

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ボンドを付けるとより強固になるね。カクシ釘は打った後、釘頭が折れて目立たなくなるのが良いところだね。

 

頭はパキパキ折ってしまおう!

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最後に、鉄のルシファー様達が二度と堕ちてこないように

落下防止の木を打ち付けて完成!

 

鉄のカタマリ様たちを3個ボトボトと棚に乗せる。

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スマイルと爺さんが、取り付けてる20分の間

完璧なダブルチームで私を徹底マークしていた。

 

取り付けおわって振り向くと、湯婆婆と爺さんがニンマリ笑いながら、¥1200を胸ポケットに突っ込んできた…。

 

…消費税…は?

 

満足そうな面立ちだったから、今後の仕事があったら上乗せしてやろう。

 

スマイルが『また電話する♥️』とウインクしてきたが、ノーリアクションで私は部屋のドアを閉めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【その10】下地チェッカーを使ってみた

先日、大工の棟梁から譲り受けた道具を試してみようと思う。

 

下地チェッカーで本当に下地は探せるのか?

 

  • エスト難度 : ☆☆
  • 達成条件 : 下地の位置を予測し、予測した場所に下地がある事。
  • 成功報酬 : ほんの少しの喜び

 

こんなところか…。

 

エストは「近くの廃墟」まで行こうと思う。

連れて行く相棒はピカチュウ!君に決めた!

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そういえば、最近雨の日が多いからと三男が傘立てを作るとか言ってたなぁ…。

 

モノづくりは好きそうだが、建築系のバイト戦士の私とは違って、

 

知識の乏しい彼らはきっとダンボールとペットボトルで傘立て(?)を作るに違いない…。

 

大工の棟梁のジャッキー・チュン(仮称)が前に言ってた話だけど、

 

モノづくりに必要なモノは『道具』と『知識』。

 

手先の器用さやセンスは何もいらないらしい。

 

『道具』はそのまま道具。作業するのに『力』や『時間』、『手間』を排除してくれる。

 

あとは『知識』。

 

木を切る作業ひとつとっても、ノコギリをどうやって切り始めるか、力の入れ方も最初と最後は違う、切る角度も違う。

 

知識として覚えれば経験の差はないという事らしい。考えずにこの動作ができるようになるのを『体で覚える』事だと言ってた。

 

『まぁ、経験でこの知識は覚えるんだけぇどなぁ! ははは!』との事です。

 

爽やか爺さんの戯言は置いておいて、

この廃墟の壁に下地があるか?…ん?

 

下地が「ある」「ない」で何が違うのか?

それを説明した方がいいのか?

 

例えば壁に掛けるタイプの『大きなノッポの古時計』があるとする。

 

下地が無いところにネジで取り付ける。

ネジごと壁から外れた古時計は床に落ちて壊れる。

 

100年休まずに動かすには下地のあるところに時計を取り付けなければいけない。

 

以上。

 

では、いい感じの壁を見つけたので、やっていきましょう!クエスト手順はこうだ。

 

①下地チェッカーで下地を探す

②下地の位置をマーキング

③おもむろに壁をめくる

④マーキングした位置に下地があれば勝ち。

 

では、ポケットから赤白ボールを取り出して…

『いけ!トゲデマル!』

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先端に針が内蔵されてる。先っぽを押すと針が出る。壁に押し当てると針が刺さるのね。

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「よーし、トゲデマル!ミサイルばりだぁ!」

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壁にブスブス刺して、下地の位置を把握!

 

意外に手応えがあって、壁裏の下地の有無が分かるなぁ…。

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赤テープで下地の位置をマーキング!下地は十字に入っていると推測する。下地って十字に入っているのか?

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分かりやすく赤ペンで壁をくり抜く位置をマーキング!

 

『よし!トゲデマル!もういい戻れ!』

 

ピカチュウ!君に決めた!』

 

『いけ〜!ピカチュウアイアンテール!』

 

カッターで壁を切り込み、壁をめくりきる!

 

『あ…』

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下地、本当にあった…。下地チェッカー…恐るべし…。

 

よし、クエストクリア!報酬の少しの喜びゲットだぜ!

 

私は廃墟をあとにした。

 

いろいろ脱線したが、下地チェッカーは地味に便利だな…。

 

このポケモンの生息地は、お近くのホームセンターなら¥900くらいで捕まえられるよ。

 

さぁ!次はどのポケモンをゲットだぜ?

 

 

 

【その9】工房の設計図

工房を開くにあたって、看板を掲げたものの

『工房』らしいものがない…。

 

場所探しから始めるにも、拠点はこの辺りでないとカールさん一味が不便になるし…。

 

ん?カールさん達のギルド名とかチームの名前は無いのだろうか?

 

メンバーの名前すらまだ知らないし、まぁ戻ってきたら聞けばいいか…。

 

まずは拠点探し、それはすでに、ブコツに依頼して探してもらっている。

 

場所さえ見つかれば…見つかれば?

工房の設計図とか頼まないといけないのか?

 

工房の作り方、機材や道具も分からないし…。

くくく…そもそも工房で何を作るのかすら

決めておらぬわ!

 

私たち兄弟は、まず形から入るスタンスなので、その方がいいであろう、

 

工房…何か作るスペースと、何があればそれができるのかを有識者に問いかける。

 

前にも話したが私には友人はいない‼︎

珈琲の弟に工房の知人で図面を描いてくれる人がいないか聞いてもらうとしよう。

 

すべての手配を人任せにして、私は気怠く椅子に腰掛け、タバコを吸う。

 

ひといき煙を吐いた時、早速ブコツから連絡があった。

 

ブコツの家の使っていないスペースを使わせてもらえることができた。ここに拠点を構えることにしよう。

 

とりあえず、自分なりに工房の図面をかく。

…図面って何をかくの?

 

借りられるスペースの大きさも何も分からないまま、思いつくままに図面(?)をかいてみる。

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うーん…。

 

この『なんでも作れちゃう機械』って何?

コレあれば、いろいろいらないよね?

 

まず、私より遅くに生まれたあの2匹を解雇。

それだけで月給が倍になる!

 

ニンテンドーSwitch買って、ポケモン買って、ガラル地方でモンスター捕獲三昧の毎日だな。

 

まぁ、でも賢明な私は知っている。その夢は私には遠く、手の届かないモノ。

 

『なんでも作れちゃうナンタラ』も現実に存在はしない事。

 

ガラルのモンスターは諦めて、今捕まえている2匹のポケモンを強くするしかない事…。

 

言ってるそばから、不景気な顔したポケモンが2匹やって来た…。

 

私は小さく息を吸って、彼らに笑顔を向ける。

 

 

 

【その8】下地チェッカーをもらう

今日もバイトだ。建築金物屋

 

雨が降っているので休もうと思ったが、昨日は強風で遅刻したから、

 

今日休めば絶対に『ハメハメハ大王』の称号を授かる事は必至!

 

仕方なく店に向かおう…。

 

店の外で掃除してるとオレンジの軽トラがやってきた。

 

お得意様の大工の棟梁だ。

 

この人が私の相棒『ルクシオ』電動マルノコを譲ってくれた方なのだ!

 

もう70歳はとうに過ぎてるのに、なんでこんなに元気なんだろう?

 

体中から生気が溢れている。見た目、亀仙人にが眼鏡を外して、カツラをかぶった…ん?

 

ジャッキー・チュン!!まさにそれだ!

 

チュンはこちらに気付くと、軽トラの窓を開けてこちらを指差して、

 

"バキューン"と一発撃った後、ドアも開けずに窓から外に飛び出して片膝着いて着地する…。わ…若い!

 

『下地探しあるかね?』とチュンは言う。

有能なバイト戦士は即答する『あります!』

 

下地探しとは下地チェッカーともいって、室内の壁の中に下地になる木や鉄があるか探す道具だ。

 

ただ針の付いた棒なのだが、壁に刺して針が貫通すれば下地がない。

 

貫通しなければそこに下地がある。それだけの道具。

 

チュンは私の返事にウインクで返して、もう一度、私に“バキューン“して店の中に入ってく。

 

できる殺し屋は人を撃つ時は必ず2回引き金を引くというが、ジャッキー・チュンは実は桃白白だったか…?

 

コホン、まぁいい。

 

店に入ろうとすると、チュンが新品の下地チェッカーを手に出てくるところだった。

 

『おいやい』と呼び止められて、壊れてるが、まだ使えるぞ、と下地チェッカーを私に差し出してきた。

 

…壊れたものを私にくれる…だと?

 

…新品ではなく、壊れてもう必要ないものを私にくれる…ということか…?

 

チュンを睨みつけると、私は『あ』と声を出してしまった。

 

このジジイ…なんて純粋な目をしてるんだ…。

 

男の子がお母さんに『あげる!』とポケットから拳一杯のダンゴムシを見せる…あの時の目をしていた。

 

断れる理由はない、退路は絶たれた。

 

それ以上に、この下地チェッカー、ずっと大事にしようと、そう思った…。

 

もらうばかりでは悪い気さえして、缶コーヒーをお礼に渡した。

 

ウインクして70歳過ぎの少年が去っていく。

 

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↑コレもらった。

 

下地チェッカー通称『トゲデマル』と名付けた。

 

キャップがヒビ割れてるところ以外は、普通に使えそうだ。新品買う必要あるのか?

 

黒い棒からは針が飛び出す仕様で、キャップは

磁石⁉︎ 

 

なんと、コーヒーと交換したこのポケモン、すでに「じしゃく」を持ってるのか…⁉︎

 

新しい仲間(道具)トゲデマルをくれたジャッキー・チュンに大感謝だな!

 

チュンの名前、知らんけど。

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【その7】『DIY』作業台を作ってみた。

弟が楽しそうに「ハンコ」を作っているのを横目で見ながら、

 

何か言いたい私は、あーだこーだと弟の背中にブツブツ言葉をぶつけていた。

 

そのうち、私も何か作りたいという欲求がフツフツと込み上げてきた。

 

何を作ろうかとしばらく考えていたが、そのうちポケモンサンムーンを手に取り、ながら作業でアイデアを振り絞ることにした。

 

草むらから現れた色違いのケーシィにテレポートで逃げられたとき、怒りで私の中のスーパーサイヤ人が目覚め、あるアイデアが浮かんだ!

 

哲学にも似た、悪魔的発想…ざわざわざわ

『作りたいものを作るためのものを作ればいいんじゃあないか!』

 

要は、作業台。とりあえず、工房として何かを作るために作業台を作ろうという結論に至った。

 

簡単に作れるモノがいいなぁ、折りたたみ式とか持ち運びに便利なモノとか…。

 

バイト先に来る大工の棟梁がなんかソレっぽいモノ持っていたなぁ…。ということで、作業台を作ってみることにした。

 

まずは材料。

①12×910×1820 のベニヤを2枚。

以上!¥1500×2枚で、¥3000だな。

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間違えてカットしてしまうと嫌だからぁ、落書き図面で雑念と迷いを打ち消すことにする。

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作業時間は1時間と己に課す!

 

ではでは、まずは私の電動マルノコ『ルクシオ』に頑張ってもらい、ズバッとベニヤを切り落とす。

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こんな感じ。重ねて、持ち運びが楽になるように取っ手の穴も空けておく。

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こうすれば持ち運びも楽でしょ?

サンドペーパーで切り口のささくれをきれいにしたら…。あれ?もう完成…なの…か?

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切ったベニヤを組み立てて、立てる。

その上に板でも乗せれば、作業台の完成。

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上に乗せる板がなければ、作業スペースが半分になるけど、こうすればいいよな!

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時計を見る…。30分…。

 

超レアポケモンに逃げられ、怒髪が天を突いている私が、これで気がおさまるはずもなく、

 

色を塗ることで、気を紛らせる事にした。

 

『オイルステインをぉぉ…塗る!塗る!

拭き取る!拭き取るぅ!! ケーシィ!

ケーシィ!!ユンゲラぁぁ〜!!』

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…ふぅ、気がすんだ。

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色を塗ったことで、幾ばくかの憂いは晴らされた…。この台は『ケーシィ』と、そう名付けようと思う。

 

工房のために、これから尽くしておくれ…。

ケーシィ…くそ、色違いがぁああ…。

 

 

【その6】『DIY』ハンコを作る

長男に誘われるがまま工房を作ることになったけど、何か僕にも出来ることないかなと考えた。

 

できれば工房に必要なものを作りたいなぁといつものように鼻をほじりながら思いついたのが、

 

「そうだ!ハンコを作ろう」

 

これから工房をやりくりしていくうえで書類やらなんやら作るときにハンコは必要不可欠!

 

絶対必要だよね?!ね?!ねぇ?!と隣に座ってるおっさんに聞いてみたけどなんか知らんがブルブル震えてる…まぁいいや…。

 

市販で買うより自分で作った方が面白そうだ!

ということでさっそくハンコを作る材料を調達!

 

ドンッ!

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次にデザインを

 

ドンッ!

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こんなん作ってみようと思います、はい。

ちなみにデザインはスマホのアプリでちょちょいと作ったよー。

 

またデザイン作ったアプリもまたの機会に紹介してみよ。とりあえず今回はハンコ!

 

じゃあ作っていきまーす。

まずはトレーシングペーパーでデザインを鉛筆で転写!。

 

今回はスマホの画面にデザインを表示させてトレーシングペーパーをスマホに貼って転写したよ!画像がなくてすいません…。

 

次にゴム板に転写!

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鉛筆だけだと薄くてわかりにくかったので油性ペンでなぞり直し。

 

んで適当な大きさにカット!

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次はデザインの輪郭を彫ってくよー!

デザインカッターでドンドン彫りすすめていきまーす!

 

いやぁ細かくてキィィィィッてなりながら彫ったよほんとに。

 

これは輪郭を彫り終えたところ。

うーんまだまだ先は長いぞ…。

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だんだん掘りすすめていくと青かった部分が白に変わっていく。

 

二重構造なのでどこを彫ったかすぐわかって便利!

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ドンドン青いところをなくしていけばほら完成!

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紙にもちゃんとハンコが押せた!上出来!

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これでいろんな書類にハンコが押せるね!

 

ん?なになに?普通は丸いハンコ?もっと小さい?

細かいことは気にすんな!気にしたら負けだよ!

 

今回使った材料はこちら!

 

・ゴム版

・デザインナイフ

・ハサミ

・トレーシングペーパー

シャープペンシル

・油性ペン

・マスキングテープ(ズレ防止用)

スマホ

 

所要時間1時間30分くらいかなー!

 

次なに作ろうかなー!